2006年11月06日

霧立越(きったちごし)

3連休の最終日は、紅葉を求めて、念願の霧立越縦走でした。
九州脊梁山地を構成する山々のうち、北から小川岳・向坂山・白岩山・扇山と続く尾根筋は、その昔、熊本県の馬見原から宮崎県の椎葉村まで、生活物資を馬の背に乗せて運んだルートで、これを霧立越と呼んでいました。平家の落人が椎葉村に入った道ともいわれる、ロマン溢れるルートです。ちなみに、ほぼ県境と重なる高岳〜国見岳(私のお気に入り1)〜五勇山のルートは、向霧立越(むこうきったちごし)と呼ばれるそうです。
で、話は元に戻って、昨日は、その霧立越のメインルート(およそ12km)---白岩山〜扇山---を歩きました。では、目にした紅葉を…

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お天気は上々で、まずは宮崎県の五ヶ瀬ハイランドスキー場から登山開始。軽いアップダウンの繰り返しで白岩山山頂に到達。その間、赤く色付いたカエデ類と黄色のシロモジが、ずーっと目を楽しませてくれます。白岩山から扇山への稜線歩きも、息が切れるか切れないかぐらいのアップダウン。ただし、距離は結構あるのでだんだんしんどくなります。でも、足元のフカフカの落ち葉と、時折風で舞い落ちる色鮮やかな木々の葉、そして目を奪うブナの巨木やヒメシャラの明るい茶色の幹・・・疲労感を癒してくれます。それに、山々が折り重なる遠景。九州内の山に登ると、頂上からは町なり村落なり、人の暮らしが見えるのが普通ですが、この山域で見えるのは山の連なりのみ・・・そこがまた深山の趣です。縦走路の途中でお昼を食べて一休み。朝、寝坊して、集合場所に駆け込んだ私のテキトーお弁当でも、山で食べると美味しいから不思議です。お腹も満足し、汗も引いて、また歩き始めます。次から次に現れる見事な紅葉と景色を楽しみながら歩を進めているうちに、扇山のピークに到達しました。あとは下るだけですが、この山域の雰囲気にいつまでも浸っていたい気持ちで、一歩一歩が名残惜しい。登り始めが9時半頃で、下山したのは3時半頃・・・紅葉と、脊梁の山々を十分に堪能した一日でした。

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遠景を撮った写真がことごとくピンボケ・・・オリちゃん、ご機嫌斜めだったのか?
ですので、この山頂標識の画像で、山の雰囲気をご想像くださいませ
ラベル:登山 紅葉 霧立越
posted by ruby's paw at 14:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 山歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
幼少のみぎり;家族で神戸の六甲山あたりを歩いた記憶が蘇ってきました。
山の感じ、木の感じ、
広葉樹林で覆われた山の感じが 思い浮かびます(^・^)

今の季節 山歩きにはほんとにいいですよね〜
虫もいないし 少し休めば汗も引くし、
気持ちよさが伝わってきましたよ〜〜♪
Posted by 0-chan at 2006年11月07日 00:13
六甲山もこんな感じでしたか?
ブナを主体にした落葉広葉樹の山は、
私にとっても故郷の山に近い感じで大好きなんです。

なんてったって、急坂登りオンリーの垂直移動の山と違って、
大半が気持ちのいい水平移動の稜線歩きですから、
それに、台風の被害があんまりなかった今年は、
最高の紅葉が楽しめました。
Posted by ruby's paw at 2006年11月07日 05:11
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